ここまで長々と文章にまとめて思った事は、バンコクで自分が死ぬかと思ったのは正式には「バンコクでちょっと驚いた体験」が最も正しい題名なのではないかと言う事。
でもやっぱり実際に体験した自分としては、本気で死ぬかと思ったし、殺されるかとも思ったのです。
現地入り前に予備知識で自分たちの耳に入っていたのは、タイは歩行者優先ではないから絶対に信号を守って道路を横断するように言われた。もしも信号を無視または、信号のない所で横断していた時に車が来たら、その車はブレーキではなくてアクセルを踏むから気をつけるようにと。
本当か嘘かは解らないが、もし人を車がひいてしまったら車はバックしてきて完全に殺す場合があると脅されていた。(その方が保険が安いとその人は言っていた)
また、ホテルでいきなりマリファナを買わないかと現地の人に言われて買ってしまったら、ほぼ確実に警察に捕まるらしい。(買いませんが)
なぜなら、現地の売人はマリファナの売り上げと警察への密告で得る報酬の両方を手にしたい為らしい。(観光客に対して)
また、世界中にあるほどの有名ホテルのボーイもタクシードライバーとグルになっていて、観光客から法外な料金をとったりする。(これは有名で、自分も実際に体験済み、勝ちましたが・・・)
国は違うが、フィリピンでは金目の指輪や時計をしてると指や手首ごと盗まれるなんて犯罪もちょうどこのころニュースで見ていた。
だから「死ぬかと思った」という表現は、正解ではないが不正解でもないはず!
それでは、前置きが(言い訳)長くなりましたが最終話です。
現地コーディネーターに注意されていた2階の店でまんまとぼったくられた自分たちは被害額もたいした事なく(もともと金を持ってなかったけど)、なんとか無事に解放される事になった。
しかし、実際に手元に残った現地通貨であるバーツはたったの50バーツ。
でもそんなことより、はやく地上へとと思い2階の店の扉を開けると本当に驚いたのです。
階段の下一面にもの凄い数の人が集まっていた。
10人や20人じゃなく6〜70人!
しかも皆が自分たちに向かって何かを懸命に叫んでいるし・・・
全員の言ってる事は全く解らないが、「次はうちの店に来い」や「いい女の子がいる」や「マリファナはいらないか」など。
もみくちゃにされながら脱出しようとしてもなかなか抜け出せない。
多分、パッポン中に「いいカモの日本人がいるぞ」って情報がまわっていたとしか思えない。
芸能人がスキャンダルを起こして、報道陣に囲まれて困っている情景のカメラがない状態。
この固まりには、売人、飲食店関係、本気のマッサージ、エロい店関係、クラブ関係、タクシー運転手にトゥクトゥク運転手、野次馬がいて服を引っ張ってきたり、腕をつかんで強引に連れて行こうとしたり。中にはドサクサにまぎれて財布をとろうとする奴までも・・・
大声で「50バーツで××ホテルまで行く人!」って叫んだら、ようやく殆どの人の並が消えていった。
10人くらいのトゥクトゥク運転手だけが残ったが、自分たちは3人乗れるか乗れないかのトゥクトゥクに4人乗りたいと伝えるとトゥクトゥク運転手さえサァーっと消えていった。
でも、たった一人だけポツンと残っていてどうやら交渉成立。
油臭いトゥクトゥクに運転手を入れて5人乗り、このホテルに行ってくれとホテルのカードを見せた。トゥクトゥク運転手はそのカードを殆ど見る事もなく、分かったの分からないのか全く分からないが、間もなく夜が明けようとするバンコク市街をもの凄いスピードで爆走。
排気ガスの臭さで気持ち悪いのと、ちょっと頭が弱そうなトゥクトゥク運転手が本当にホテルまで事故る事なく連れて行ってくれるのか、もの凄く不安だった。
まあ、現在こうしてのんきに当時の事をブログに書いてるので無事だった事は言うまでもありませんが、これでも実際に言葉の通じないモロアジアで体験するとかなり怖いですよ。
まさに死ぬかと思うはず。(終わり)
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無事で何よりです